カンナ屑がつなぐ地域の輪-牛たちの命を支えるお手伝い-

工務店の仕事をしていると、毎日のように出てくるのが「カンナ屑」。木材を加工する過程で自然に生まれる副産物ですが、これまでは処分に困ることもありました。

そんな中、地域の牛舎の方にこのカンナ屑をお譲りしたことがきっかけで、思いがけない素敵な循環が生まれています。

牛たちの快適な暮らしに一役

牛舎の方からお話を伺うと、カンナ屑が牛たちの寝床にとても適しているとのこと。ふかふかで吸湿性もあり、牛たちも気持ちよさそうに寝ているのだそうです。

工務店で出た木の副産物が、こうして動物たちの暮らしに役立っているのを知り、スタッフ一同とても嬉しく感じています。

新しい命の誕生、そして…

先日、その牛舎で子牛が無事に生まれたという、嬉しいご報告をいただきました。

しかもその後の母牛のケアにも、私たちのカンナ屑が大活躍。

出産後、母牛の体からしばらく排出される「悪露(おろ)」の処理に、吸収性の高いカンナ屑がとても助かったとのこと。

地域と素材をつなぐ、小さな取り組み

本来であれば「ただのごみ」として処理されていたはずのカンナ屑。それがいま、命を育む場所で生かされていると思うと、ものづくりに関わる者として胸が熱くなります。

私たちの仕事が、地域の中で少しでも誰かの役に立っていることを感じられるのは、本当に幸せなことです。

これからもこうしたつながりを大切にしながら、素材の有効活用に取り組んでいきたいと思います。

木のぬくもりを、人と動物の暮らしに

木を扱う工務店として、木のぬくもりや香りが人だけでなく、動物たちの暮らしにも寄り添っていることを改めて実感しました。

今後も、地域の中での小さな「循環」を育てていけたら嬉しいです。もし「うちでも使ってみたい」など興味がありましたら、ぜひお気軽にご相談くださいね。

【失敗談】無垢の床に紅茶をこぼしてしまった!その時どうした?

こんにちは。京丹後市の久保工務店でインテリアコーディネーターをしている藤原です。
今日はちょっと恥ずかしいけど、ぜひ共有したい「うっかり失敗エピソード」をお届けします。

先日、事務所で作業をしている時に、なんと大事な無垢の床に紅茶をこぼしてしまいました…!
しかも、かなりの量😢

無垢の床は水分に弱い!

無垢材は自然素材のため、水分を吸収しやすく、シミになりやすいという特性があります。

実際にやった応急処置はこちら

  1. すぐに乾いたタオルで吸い取る
     まずはこぼれた紅茶をしっかり吸い取りました。押さえるようにして、できるだけ水分を残さないように。
  2. 固く絞った布で拭く
     次に、固く絞った濡れ布巾でやさしく拭き取りました。ゴシゴシせず、木目に沿って。
  3. お酢と水1:1で割ったものを雑巾に含ませてたたきこむ
     最初はお酢の匂いが気になりますが乾くと気にならないです。

この方法でも落ちないときはサンドペーパーで軽く削って、オイル塗布かな…と。

結果は…?

うっすら跡は残りましたが、目立たない程度に回復!
早めの対応が本当に大事だと、改めて実感しました。


無垢の床のお手入れには「こまめな掃除」と「即対応」がカギ!

無垢材は、時にデリケートですが、その分使い込むほど味わいが出るのが魅力。
今回のちょっとした失敗も、またひとつ、床と暮らしの“思い出”になりました(笑)

皆さんも、無垢の床に飲み物をこぼしてしまった時は、慌てず、なるべく早めの対応を心がけてみてくださいね!

梅雨前のカビ対策と、夏を迎えるファブリックの衣替え|インテリアコーディネーターの自宅で実践中!

こんにちは。京丹後市の工務店でインテリアコーディネーターをしている藤原です。
少しずつ湿度が上がってきて、「あれ、ちょっとジメジメするな」と感じる日が増えてきました。
この時期、住まいの中で特に気になるのが湿度によるカビですよね…
今回は、我が家で実際に行った梅雨前の収納見直しと、夏に向けたファブリックの衣替えについてご紹介します🌞

🍃湿度がこもりやすい場所は「風が通る収納」に🍃
見直したのは、クローゼット・洗面台下・靴箱など。
これらは日常的に扉を閉めっぱなしにすることが多く、空気がこもりやすい場所です。

そこで意識したのが、以下のポイントです
・通気性のある収納アイテムを使う(カゴや布製ケースなど)
・防カビ・除湿アイテムを取り入れる(珪藻土スティック、防カビシートなど)
・詰め込みすぎず、「モノにも空気の通り道」を作る

整理収納アドバイザー1級として、常に心がけているいるのは、「しまう」より「活かす」収納。
風の流れを意識するだけで、カビの発生をぐっと抑えられるんです。

🛌ファブリックを替えて、見た目にも体感温度にも変化を🛌
もうひとつ、季節の変わり目に取り入れているのが、ファブリックの衣替えです。
今回は
・コットン素材のベッド、ピローカバーに交換
・ホワイト、グリーンで視覚的に爽やかさを取り入れる


素材の違いは、見た目だけでなく、肌ざわりや空気の流れ方にも影響します。
特にリネンは、通気性・速乾性に優れていて、夏にはぴったりの素材。
我が家は、小さい子もいるのでオーガニックコットンの洗いざらしのものを使っています。
ズームで撮影した写真もぜひご覧ください📷
光の入り方や質感が変わるだけで、お部屋の雰囲気がガラッと変わります。



💭暮らしを「感じながら整える」こと
インテリアって、いつも大きく模様替えをするわけではありません。
でも、「あれ、ちょっと気になるな」「最近ここ使いづらいかも」という小さな気づきから、住まいを少しずつ自分の心地よさに近づいていくことができます。
季節の変わり目は、そんな「暮らしの調整」にピッタリのタイミング!
皆さんもぜひ、ご自宅で小さな見直しから始めてみてくださいね😊

最後まで読んでいただき、ありがとうございます♡